コールドリーディング本はたった2冊読むだけでOK

コールドリーディングは一瞬で相手の心を読んだように見せかけるテクニックです。
これまで占い師や詐欺師を中心に悪用されてきました。

本記事では数あるコールドリーディング関連の本の中から「これだけ読めばOK!」という2冊を紹介します。

なぜ2冊だけなのか?
それはコールドリーディングは実践が9割なので、たくさんの本を読む必要がないからです。

コールドリーディングに関しては、本当に良質な本を2冊読むだけで十分です。
本を読んだら即、実践に移りましょう。

コールドリーディングの理論書2冊

さっそく結論からお伝えします。
コールドリーディングを習得するために必要な本は以下の2冊です。

・なぜ占い師は信用されるのか?(石井裕之)
・コールド・リーディング(イアン・ローランド)

なぜ占い師は信用されるのか?(石井裕之)

大阪の占い師が手垢がつくほど読み込んでいるというコールドリーディングのマニュアル本です。

サトルクエスチョンやダイナミックフォーキングなどコールドリーディングを構成するテクニックのほとんどがここに書かれています。とにかく平易な言葉でわかりやすく解説されているのがポイントです。

僕自身この本は10回以上読んでいます。
コールドリーディングを習得したいならば何度も読み込んでおきましょう。

コールド・リーディング(イアン・ローランド)

ラスベガスのエンターテイナーであるイアン・ローランドによる解説書です。

膨大な文献が引かれており、まさにマニュアルというのにふさわしい内容になっています。日本語で読めるコールドリーディングの本としては、最も詳しい内容になっています。

国際基準で、プロ並みにコールドリーディングを極めたい人は読み込んでおきましょう。

今回僕があなたに伝えたいのは以上です。
良書が知りたいという方は紹介した2冊を読み込んで実践すればOKです。

しかし、これだけだと少し物足りないと思いますので、コールドリーディングについて少し解説します。

 

コールドリーディングとは?

コールドリーディングとは、相手の心を読んだように見せかける話術です。

「見せかける」という点が重要で、実際は心など読めていません。読めている風を装っているだけです。

しかし、侮ってはいけません。

コールドリーディングは、2000年以上の歴史を誇る強力な技術なので知らなければ普通に騙されます。

今から、この記事を読んでくださっているあなたのことを考えてみたいと思います。

 

・あなたな人間関係に悩んでいるのではないでしょうか?
・あなたの周り(家族・友達・同僚など)で名前にMが入っている人がいませんか?
・あなたは普段、大人しいタイプですが、自分が好きなことになると人一倍夢中になってしまいませんか?

 

どうでしょうか?

「ズバリ当たっていた!」という人もいるでしょうし、一部当たっていたという人もいるでしょう。

少しでも当たっていたと感じた人は防衛のためにコールドリーディングをしっかり学んでおいた方が良いでしょう。

なぜなら僕はあなたのことを何も知らないからです。
つまり、先程のリーディングは全て嘘です。

どんな人でも騙される可能性がある。それがコールドリーディングです。

もちろんあなたも例外ではありません。

例外はコールドリーディングを学んだ人だけです。

 

コールドリーディングが悪用される理由

コールドリーディングが悪用されやすい理由は、認知バイアスが働くからです。

認知バイアスとは簡単にいうと認知の歪みのことで、私たちは自然に偏った思考をしてしまうことがわかっています。

たとえば占いには「バーナム効果(フォアラー効果)」が働いており、誰にでも当てはまることを自分だけに当てはまると勘違いしてしまう認知バイアスです。

先ほどの

 

・あなたは普段、大人しいタイプですが、自分が好きなことになると人一倍夢中になってしまいませんか?

 

というリーディングでは誰にでも当てはまります。

自分が好きなことを夢中になってやるのは誰もが当てはまることでしょう。

しかし、認知バイアスが働くことによりまるで自分だけに当てはまっていることのように感じられてしまうのです。

人間であれば誰でも認知バイアスを持っているものなので、コールドリーディングは誰に対しても効果を持ちます。

よほどコールドリーディングや認知バイアスについて勉強していなければ騙されます。

 

実践がすべての世界

何らかの理由でコールドリーディングの技術を自分のものにしたいと思われる人がいます。

僕としては防衛のために技術をお伝えしているのですが、手に入れれば相手を思い通りに操ることさえできてしまう技術です。

魅力を感じる人が多いこともうなずけます。

しかし、コールドリーディングはメンタリズム系の技術の中でも非常に習得が難しい技術としても有名です。

やはり話術の一種なので、話がうまくないと難しいですし、見知らぬ人に話しかける勇気もいります。

そのため、練習途中で挫折する人が多いのです。

ただ、コールドリーディングは理論がある程度理解できたらあとは恥を忍んでガンガン練習するしかありません。

実践が全ての世界なのです。

昔、あるビギナーのコールドリーダーが、世界中のプロのコールドリーダーに「コールドリーディングのコツは?」と聞いてまわったことがあったそうです。

そこで帰ってきた言葉に共通することは「とにかく実践すること」だったそうです。

このことからもわかるように上手い人は実践しています。
逆に下手な人は実践量が圧倒的に足りていません。

このことを頭に入れておくと、コールドリーディングの習得は圧倒的に楽になります。

 

というわけで、今回は以上です。

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