【コールドリーディング】防衛のためのホットリーディング入門

ホットリーディングとは?

ホットリーディングとは事前に情報を仕入れておいてそれを当てる技術のことです。

書籍などではさらっと解説されることが多いですが、これまで霊媒師や占い師を中心に多く悪用されてきた技術です。

コールドリーディングとの違いは、以下のとおりです。

・ホットリーディング:事前に情報を仕入れたリーディング
・コールドリーディング:即席で相手の心を読み当てるリーディング

本記事ではホットリーディングについて解説します。

『サイキックマフィア』の衝撃

アメリカの霊媒者ラマーキンは『サイキックマフィア』という本の中で霊媒師の悪事を暴露し、全米に衝撃を与えました。この本の価格は現在、高騰しています。

紹介されているラマーキンが霊媒セミナーで行っていた手法は次のとおりです。

まず、女子トイレに監視カメラを仕掛け、熱がある人がいるという情報を事前に仕入れておきます。

その上で、100人以上の大衆の前で「強い熱を感じます・・・この中に熱を出されている方がいるのかもしれません!」と大袈裟に言います。

もちろん事前に監視カメラで手に入れた情報ですから当たります。

「心当たりがある方はいらっしゃいますか?」と言うと、ある女性が進み出ます。すると会場は熱狂の渦に包まれます。

ラマーキンはこのパフォーマンスによって信用を勝ち取り、大金を巻き上げたり、女性をレイプしたりということを繰り返していたようです。

過激ですが、これがホットリーディングの悪用例です。

現代のホットリーディング

現在、ホットリーディングはTwitterやFacebookなどを利用して行われています。最近の占いが事前予約制であったりするのもこのホットリーディングをするためでしょう。

事前にある程度、名前などの情報がわかっていればネットを通じて調べることができます。

「自分は有名人でもないし検索しても出てこないよ」と思われるかもしれませんが、部活動など学生時代の活動成績がネット上に残っていることは多々あります。

それだけでもあなたがどのような地域でどのような学校に通い、何年生まれかも推測することが十分可能です。

初対面の占い師に「あなたは〇〇年生まれですね」といきなり指摘されたらその占い師を信用しない自信があるでしょうか?

少なからず「すごい!」と思ってしまうはずです。

仮に事前情報が取れなかったとしてあなたが占いに通い、継続することでも占い師にホットリーディングをさせる機会を作ってしまいます。

たとえば紙に名前を書く必要があるといってあなたのペンをカバンから出させたりするかもしれません。

この時、占い師はあなたのカバンの中をこっそり覗き見ています。そこからあなたが何を好みどのようなものを持ち歩いているのかという情報を得るのです。

どうでしょうか?気持ち悪いと思いませんか?

防衛のためには「ホットリーディングじゃないの?」という視点を常に持っておき、ホットリーディングの存在を知っておくことが大切です。

ここからは少し深い話をしていきたいと思います。

ホットリーディングの応用編

下手な占い師ならホットリーディングの存在さえ意識していれば引かかることはないでしょう。しかし、上手い占い師はホットリーディングをわざとずらすことで巧妙なリーディングを行います。

具体的には次のとおりです。

まず白い四角い財布という情報を事前に得ておきます(ペンを出させることで鞄の中身を見ておく)。

そのうえで客が忘れた頃に(できればその財布を持ってきていない時を見計らって)「白いものが見えます。何か大切なもののようですね・・・そのキーアイテムがあなたを守ってくれるでしょう。今後少しずつ運が良くなってきます。何か心当たりはありませんか?」などとリーディングを行います。

客は家に帰り、占い師のリーディング内容を考えていると、ある時突然白い財布の存在に思い当たります。

これは客には自分で気づいたように感じられるので占い師のリーディングがとても信憑性あるものに感じられてしまいます。

いかがわしい占い師に言われたことより自分の中から出てきた洞察の方が信頼が置けますからね(実際は勘違いですが)。

とにかく重要なのは、ホットリーディングという技術を知っておくということです。理解していれば騙されることもありません。

引かからないようにしましょう。

 

というわけで、今回は以上です。

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