心理学を専門にしていると、自己啓発について尋ねられることがよくあります。

〇〇という考え方は正しいですか?
〇〇さんの自己啓発プログラムは役にたちますか?

などなど。

 

このような質問が来る背景には、「過去に自己啓発を学んでみたけどいまいち効果がなかった。今度こそは当たりの自己啓発を!」という気持ちがある気がしています。

そもそも本当に自己啓発の効果をみんなが感じているならば、次々新しい自己啓発本が書店に並ぶ必要もありません。

そこで、この記事では、自己啓発プログラムがなぜ役に立たないのかについてお伝えします。

 

自己啓発意味ない説

前提として多くの自己啓発には効果がないことが、行動経済学の研究で明らかになっています。

また、その理由もわかっています。

 

なぜ自己啓発に効果がないのかというと、多くの自己啓発は一人の成功ストーリーに過ぎないからです。

研究者が「貧しい家に生まれて大金持ちになった」的な自己啓発のストーリーを分析すると、その成功ストーリーの最大の要因は「まぐれ」だということがわかりました。

つまり、自己啓発を謳っている人が成功した最大の要因は運なのです。

 

ですから、成功者と同じようにやっても私たちには効果がないのです。

大事なのは自己啓発に書かれている考え方ではなく「運があるかないか」です。

 

自己啓発意味ある説

成功者の成功要因が「運」とはなんとも虚しいものです。

私たちの感情的には受け入れられません。

しかし、統計的事実であることも間違いありません。

 

ここからは個人的な話ですが、僕自身人生に悩んでいたとき様々な自己啓発プログラムを学んできました。

そして、明確に効果のあるものもありました。

例えば、ダイナマイトモチベーションなどです。

 

あと色んなところで言っていますが、統計とは平均です。

多くの人の自己啓発に効果がなかったのは統計的事実ですが、この事実が意味することは「平均的に自己啓発の効果がなかった」ということに過ぎません。

僕やあなたに当てはまるとは限りません。

 

そういう意味で、僕は自己啓発にも意味のあるプログラムは存在すると考えます。

 

自己啓発に効果を持たせるたった2つのコツ

ただ、自己啓発に効果を持たせるためには、一つコツがあります。

それは書かれているプログラムを実行するということです。

 

実は自己啓発を学んで効果を感じられない人は、この当たり前のことができていません。

多くの人は自己啓発本を読んで変わった気になるだけで、書かれた内容を実行していません。

 

これでは変われません。

 

自己啓発を効果的に使うコツは2つです。

①質の良いプログラムを選ぶ

②プログラムを実行する

 

①については、石井裕之さんのダイナマイトモチベーションをオススメしておきます。

 

②が最も難しいことです。

人間は現状維持したい生き物ですから、行動して自分が変わるのを無意識に恐れます。

その結果、人は何かしらの理由をつけて行動しません。

 

人間にとって行動はとてつもなく難しいことなのです。

せっかく読んだ自己啓発も実行しなければ、学ばなかったのと同じです。

逆に言えば、行動さえすれば自己啓発を効果的なものにすることができます。

 

できることから行動を!

自己啓発プログラムには多くの方法論が収められています。

そのため、「全部やらなきゃ!」となりがちですが、その必要はありません。

 

「これは合いそうだ」「やってみたい」と思えるものだけを行えば良いのです。

プログラムが50個紹介されていても1つ楽しそうなプログラムをやれば良いのです。

つまり、できることだけやればいいのです。

 

重要なのは行動です。

とにかく書かれていることを実際にやってみる。

やってみて合わなければやめれば良いし、使えそうなら何度も繰り返し身につける。

このような感覚で行動ベースで自己啓発プログラムに取り組めば、効果を感じることができます。

 

とにかく動く。

これが自己啓発の効果を高める最大のコツです。

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