【厳選!】知的好奇心をそそる最高の脳科学本をランキング形式で紹介

この記事では、脳科学関連のオススメ書籍を5冊紹介します。

僕は毎月30冊以上本を読む読書家です。
ハズレのない当たり本だけを厳選紹介します。

第5位 もうひとつの脳 ニューロンを支配する陰の主役「グリア細胞」

ブルーバックス刊行のボリュームと衝撃満点の脳科学本です。

脳研究は当たり前のようにニューロンを主役として研究されていました。
これは「ニューロン=脳細胞」という認識が科学者の間に常識として存在していたからです。

また、ニューロンは神経細胞です。
神経細胞が重要な役割を担っていると考えるのは自然なことでした。

しかし、2000年以降、これまで大した働きをしないと考えられていたもう一つの細胞に注目が集まるようになりました。
それがグリア細胞です。

グリア細胞はニューロンの50倍程度の数が存在している細胞ですが、神経細胞ではありません。
そのため、存在は知られていましたが脳機能に大した影響を与えるものではないと無視されてきました。

 

グリア細胞には、

・アストロサイト(栄養補給に関わる)
・オリゴデンドロサイト(ミエリン鞘の形成に関わる)
・ミクログリア(免疫に関わる)

などの種類があります。

 

最近の研究によりグリア細胞には、ニューロンを制御したり修復したりするなど重要な機能があることがわかりました。
それどころか「ニューロンはグリア細胞によってコントロールされているのではないか?」とさえ考えられるようになりました。

ゴミだと思っていたものが実は本体だったという衝撃の事実が明らかになったのです。

この本には研究すべきは重要感を出しているニューロンではなく、ゴミのようにしか見えないグリア細胞だったという衝撃が詳細に書かれています。

脳科学の衝撃的なパラダイムを知りたい方にオススメします。

 

第4位 臨床脳科学

心理学部のある大学の書店なら大抵置いてあるオススメ本。
「精神疾患を脳科学から見るとどうなるか?」という視点で文章が書かれています。

とにかく脳科学好きならワクワクしながら最後まで速攻で読み切ってしまう書籍です。
僕の在籍する心理学専攻の院生の間でも評判が良い本です。

うつ病・統合失調症・発達障害など精神疾患の脳内はどうなっているのか?
事実に基づいて丁寧に記載されています。

最新のfMRIの研究成果でわかっていることのエッセンスが上手く記載されています。

心理的に精神疾患を理解しているけれど、脳科学的にも知りたいという臨床心理士などにオススメです。
また、学術書ではありますが、平易な文章で簡潔に記載されているため一般の方が読んでも理解しやすいと思います。

ページ数も192Pと短く、「脳科学本は途中で疲れて諦めてしまう」という方も飽きることなく最後まで読むことができます。

精神疾患の脳科学的メカニズムに興味がある方にとっては大変有益な書籍です。

脳科学好きにはたまりません。

まさに当たり本です。

一読をオススメします。

 

第3位 脳科学は人格を変えられるか?

言わずと知れた名著です。
著者はオックスフォード大学の神経心理学者のエレーヌ・フォックス教授です。

彼女は「なぜポジティブな人とネガティブな人がなぜ存在するのか?」という疑問を抱き、楽観回路(サニーブレイン)と悲観回路(レイニーブレイン)について研究している学者です。

この本を読めばポジティブな人とネガティブな人の脳回路の違いがはっきりとわかります。
また、ラベリングや瞑想など、悲観回路を楽観回路に変えるための方法論まで詳しく記載されています。

・なぜ自分はネガティブなのか?
・ポジティブな人はネガティブな人と脳科学的にどう違うのか?

について疑問を持ったことがある方にオススメです。
人格はある程度変容可能であることが理解できる希望ある書籍になっています。

しかも、最近、文庫化されましたので、リーズナブルな値段で最新の脳科学の知識をたっぷり学べるようになりました。

読んで損なしの良書です。

 

第2位 脳と心のしくみ

脳科学の最新の研究成果を豊富なイラストでわかりやすく学べるオススメ本です。
視覚的にわかりやすいことに加え、説明も端的で理解しやすいものになっています。

監修者の池谷裕二先生は、海馬研究の第一人者であり、脳科学をハーバードの学生に教えるなど世界的にも優れた研究者の1人です。
脳科学をわかりやすく説明することに関して、日本では右に出るものはいません。

この本では初学者でも脳の性質を十分に学ぶことができます。
また、fMRIでのスキャン画像が豊富に記載されていることもこの本の魅力です。

例えば、統合失調症の脳は脳室の隙間が広いなど、fMRIを使ったイラストではっきりと見て取れます。
臨床家にとってもなかなか貴重な情報が満載です。

初学者から専門的に学ぶ人まで、一度は目を通しておきたい本です。

 

第1位 単純な脳、複雑な「私」

同じく池谷裕二先生の本です。
この本を一言で紹介するのは難しいのですが、とにかく言えることは読むと脳科学にハマります。

エイリアン・シンドロームや自由意志の話は衝撃を受けずにはいられません。

エイリアン・シンドロームとは自分の右手が自分を殺そうとし、それを左手で制御するという症状のことです。
また、人間に自由意志はあるか?という哲学的な問題にも脳科学の視点から考察しています。

私たちの脳がいかによくできていて、いかに不思議なのかがわかります。
脳科学の世界をたっぷり堪能できる一冊です。

温かいコーヒーをいれて、どっぷりと脳科学の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?
脳科学の世界から抜けられなくなること間違いなし。

強くオススメします。

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