今日は質問にお答えしようと思います。

Q1:どんなしぐさを読めば心の中が分かりますか?

そうですね。
特定の仕草を読めば心の中がわかるという事はありません。

例えば、鼻を触っているから嘘をついているとは実は言えないのです。
仕草を読むときに最も大切なのは、どのような文脈でその仕草が出てきたのかです。

例えば「鼻を触る」と言う仕草が出てきたとき、単に鼻が痒かっただけかもしれません。
普段からその人がどういう仕草を頻繁に行っているか。
これを確認することがとても重要です。

仕草については『FBI捜査官が教えるしぐさの心理学』と言う本を参考にすると良いです。
この本の中にはたくさんの仕草の指標が載っています。

特に僕が重要だと考えるのは、体の向き、手の向き、足の向き、この3つです。
人の体というのは興味がある方に向く性質があります。
相手が自分に興味を持っているかどうかは相手のへその向きを見ればよくわかります。

手の向きは心をあなたに開いているかどうかを確認するのに役立ちます。
手のひらをあなたのほうに開いて向けているのかそれとも裏返して隠すように手を置いているのか?、これらを確認することによって相手の心の中をある程度推測することができます。

足の向きは最も人間の心を表す指標です。足は脳から最も遠い位置にあるため本心が出やすいと言われています。楽しそうに彼女と会話していたのに彼女の足は出口の方を向いていたなんてことがよくあります。

その時の彼女の足が指し示す意味は、「早く帰りたい」です。このように仕草は私たちの心の中を表します。

 

『FBI捜査官が教えるしぐさの心理学』は↓です。
最近、辞典も出たのでよりわかりやすくなりました。

 

Q2: 表情分析を使えば心の中は読めますか?

表情分析を使ったからといって心の中が確実に読めるとは限りません。
表情分析学には「微表情」という数秒のわずかな本心の表情を読み取るテクニックが存在しますが、その技術でさえ心の中が確実にわかるものではありません。

表情分析でわかる事はあくまで相手が感じている感情です。
例えば、怒りを感じている人は周りの目を気にして怒りを表に出さないことがあります。
そんな時、表情分析の技術を使えば本当に怒りを感じているのかどうかが分かります。

表情分析を行うためには専門的なトレーニングが必要です。
オススメは本家のポールエクマンのウェブサイトから参加できるトレーニングプログラムです。

エクマンのホームページから参加することができます。
年間20,000円程度の費用で参加することができます。
実際、このプログラムはFBIやCIAなどが練習に使っているようです。

結論を言うと、表情分析で人の心の中を読むことができませんが、目の前の相手がどのような感情を持っているのか?、本当のところを知ることができます。

ただし、お伝えした通りそれなりのトレーニングは必要となります。

僕自身、エクマンのプログラムで1年間、別のプログラムで半年間練習をしました。
興味がある方はエクマンのウェブサイトを見てみてください。

エクマンのwebサイトは↓

Homepage

Q3 :嘘はどこに現れますか?

残念ながらピノキオの鼻のように嘘を明確に示す仕草や表情は存在しません。
ただし、どこに現れやすいかと言うのは研究で示されています。

結論から言うと、嘘を最も示しやすいのは瞳孔です。
瞳孔は好ましいものを見たときには拡張し、嫌なものを見たときには縮みます。

嘘をついている人物は認知的負荷という心の負担を背負っています。
そのため、この認知的負荷が瞳孔に現れます。

質問を投げかけて、相手の瞳孔の変化を確認すれば、嘘をついているかどうかある程度推測することができます。
ちなみに瞳孔は70%程度の正確性で心を表すとされています。

残念ながら日本人の動向は黒色か茶色なことが多いので、拡張しているか収縮しているかを確認するのは困難です。
光の角度によってどこが瞳孔が見えすいか見えにくいかは決まりますので、相手の瞳孔が見やすい位置に座ってもらうようにしなければなりません。

もう一つ嘘を見抜くために役立つ情報があります。
それは相手のベースラインを観察して見抜いておくというものです。
ベースラインとは普段の相手の様子です。

例えば、普段体の動きが少ない人が急に多くなれば、それは何かを隠している可能性を示しています。
このようにベースラインを比較してみることで嘘をついているかどうか推測することができます。

実際、このベースラインを使った方法論はアルダート・ヴレイをはじめ虚偽検出の分野の学者たちが勧めている方法でもあります。いずれにせよ、高い観察力が必要なのは言うまでもありませんが。

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